
本学で開講されているゼミの一部をご紹介いたします。

◎ 担当科目/食品学各論、食品学実験、食品加工学、食品加工学実習ほか
● 宮崎大学農学部を卒業、同大学大学院を修了後、東筑紫短期大学で約30年間『食品加工学』などを担当。50代で鹿児島大学連合大学院に社会人入学し、『ホエータンパク質分離物の加熱ゲル形成に関する研究』で学位取得。
学生をグループに分けて、ソーセージ、クッキー、豆腐、ヨーグルトなど各食品の加工条件による品質の違いを研究するとともに、手作りの歓びを実感してもらうのが当ゼミの目的です。
研究室にはクリープメーターと呼ばれる食品の食感を科学的に分析できる機械が導入されていて、
試作した食品をこの機械で測定(レオロジー評価)することも行っています。
もちろん自分の舌で味わう官能検査もあり、学生にはこれが一番好評です。
当ゼミの手作り体験を通して、食品を作る難しさ・厳しさと作る楽しさ、喜びを味わっていただきたい
のです。 管理栄養士といっても実際の職場では直接調理をする機会もあると思います。
たとえばその時、一品手作りのクッキーなどを加えたとしたらどうでしょう。
食べる側はより楽しく美味しく味わうことができるはずです。 とくにこれからの病院や高齢者の施設では食べる人の気持ちを豊かにできる管理栄養士が求められているのです。
ところで冷凍した肉を解凍する時、新聞紙に包んで自然解凍すると、ほぼ生肉に近い状態になることをご存じですか。 そんな数多くの実際的知識がたくさん身に付くのも、このゼミの魅力のひとつです。


◎ 担当科目/薬理学特論、薬理学、薬草学ほか
● 長崎大学大学院薬学研究科修士課程修了後、奈良県立医科大学において助手を務め、その間医学博士の学位を授与および米国ラトガース大学にてVisiting Fellow。
その後、第一薬科大学助教授などを経て、九州栄養福祉大学の教授に就任。
私のゼミでは、いま一番身近な病気で社会問題にもなっている生活習慣病について考察します。
この病気は日々の食習慣と密接な関係があり、”食”を通して病気を治すことができる食べ物について、薬理学的にアプローチしてゆきます。 食べ物に含まれている種々の有効成分が体の中でどのような働きをするかを、具体的に教育・研究していくゼミです。
私の専門は薬理学、つまり薬のメカニズムについて研究を続けてきたので、それに基づく形で取り組んでいきます。 毎週行うセミナーでは学生各自が発表し、みんなで議論をしていきますが、大切なことは自ら調べ、自ら発表すること。
“限られた時間内で、調べた内容を的確にまとめられる”という能力を身につけてほしいと考えています。
私が全て教えるのではなく、学生自らが調べていく。そしてその過程で適切なアドバイスを行うように心掛けています。 わが国において国民一人ひとりがいかに健康を保つか。
今世紀は病気にかかりにくい食生活の遂行が重要な健康課題となっており、このような社会背景において管理栄養士は中心的な役割を担っています。また、病院においてもNTS(Nutrition Support Team)の一員として重要な役割を期待されています。このように、管理栄養士の職域も広がりをみせていますから、将来は地域の人々に信頼される食生活指導のプロフェッショナルとしての管理栄養士をめざしてください。