ブックリレー「私の一冊」
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2024.01.10
耳で読書
海辺のカフカ
タイトル
海辺のカフカ
著者名
村上 春樹
出版年
2005年(新潮文庫刊)
出版社
新潮社
【北区】海辺のカフカ 上巻[1]
週末毎に片道3時間半の道のりを往復7時間、車で移動している。本の読み聞かせのAudio BookやAudibleが、その時間を快適にしてくれる。
村上春樹の作品は、その長い道中を退屈させない。時には、聴き逃す場面があるので、何度も聴きかえすことがある。でも、アプリで再度再生するだけで済む。山や海、高速道路での移動を描写する場面のあるこの作品は、印象画のようだ。対向車もない林の中の同じ場所にくるたびに、以前その場所で聴いた場面が、突如、脳裏をよぎり感情を揺さぶる。浜辺の描写シーンでは、ニューヨーク•ロードアイランドの浜辺や日本の山陰の海岸線を思い出す。
読書は好きではないが、聴くだけで良いオーディオブックは、音楽とともに私にとって最良の旅友である。通学時間のちょっとしたスキマ時間に皆さんもどうだろうか。
本の推薦者
九州栄養福祉大学 食物栄養学部 准教授
梅﨑 義雄
うめざき よしお
学位
学士(機械工学)
専門分野
機械工学
研究分野
粉体力学
主な担当科目
実用英語Ⅰ、実用英語Ⅱ、実用英語の基礎Ⅰ、実用英語の基礎Ⅱ
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