医療人として必要な、
能力と人間性を育む

ゼミナール

ピックアップゼミ

「ゼミ」とは、通常の講義とは違い、学生たちが自主的に学習・研究・発表を行う少人数制の授業。
興味のある分野やテーマを自分で選んで参加できる大学ならではの授業です。
有意義な大学生活には欠かせないゼミ!九栄大には、個性豊かな教授のもと、興味深いゼミが満載です。

※下記のゼミは、2018年度のゼミ風景です。

四元ゼミ 作業療法学科 四元 孝道先生

ゼミテーマ:「高次脳機能障害、IoT推進、リハディバイス機器開発」

高次脳機能における最良な作業療法の研究を通して
自ら問題点を見つけ出し主体的に解決する力を身につける

脳卒中や認知症、交通事故などの病気や事故により高次脳機能である記憶や注意などに少なからず影響を及ぼすことがあります。本ゼミではそのような高次脳機能に焦点を当て、その障害の改善や日常生活を行いやすくするために最良な作業療法の研究をしています。
また、北九州市はロボットの国家戦略特区に指定されていることもあり、学外の機関・大学・病院等と連携しながら、リハビリテーションに繋がるロボット開発にも力をいれています。

四元ゼミのポイント

作業療法士として現場に出た際に患者さんに貢献できるように、自ら問題点を見つけ出し主体的に解決できるような取り組みをしています。また、学外での他機関との共同研究にもボランティアとして参加することができ、学内の実習だけでない実践の場をいち早く体験することができます。
当ゼミは、学年を越えた学生間の交流があり、学生同士が相談し合える風通しの良さがあります。ゼミ中はディスカッションや研究に真剣に打ち込める、メリハリのある雰囲気です。

生徒からのメッセージ

国家試験の合格を目指し、日々勉強。
ゼミではみんなで楽しく研究に取り組んでいます!

初めての研究だったので分からないことばかりで不安もありましたが、終わった今は達成感があります。
何でもこつこつ取り組む性格なので、長期実習や国家試験に向けての勉強を日々取り組んでいます。どちらも合格できるように頑張ります!

佛生 沙也香さん 兵庫県立
豊岡高等学校出身
四元ゼミを選んだきっかけは?
学生のチャレンジしたい!という気持ちを大切にしてくれて、「こういうこともやってみたら?」とたくさんアドバイスをくれる先生だから、四元ゼミを選びました。
四元ゼミの魅力は?
先生は学外と連携した研究を行っていて、それらで使う専門的な特殊な機器を使って研究ができるところが他のゼミとは違った魅力だと思います。
四元先生はどんな人?
疑問に思ったことに対して真剣に答えてくれます。特に患者さんのためになる研究に対してはとても熱心な先生です。
四元ゼミの雰囲気は?
いつも明るい雰囲気で笑顔が絶えない雰囲気です。先生も含めてみんなで楽しく研究に取り組んでいます。

Teacher's Message

受験生の方へ
作業療法士の資格を取ることはゴールではなく、セラピストとしてのスタートです。在学中はコツコツと一緒に勉強しましょう。そして大学はたくさんの出会いがある場所です。遊びも勉強も積極的に、いろいろな人生経験を積んで作業療法に活かせるようにしてください。
准教授 四元 孝道
学 位:修士(保健学)
専門分野:身体障害作業療法

本学部は理学療法士・作業療法士を養成する学校では、日本で2番目に古い歴史をもつ九州リハビリテーション大学校からその伝統を継承しています。この伝統と日本のリハビリテーションの発展に尽力された先輩方の熱い気持ちを伝えられるように心がけて、日々授業を行っています。